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被災者に直接、物資を届ける方法

以下、メーリングリストを通じて知った、被災地に物資を届ける方法です。
(http://www.2hj.org/index.php/news_j/disasterrelieffooddonations/)

東京で集約し、4t貨物車(常温車、冷凍冷蔵車)2台を緊急車両許可のもと現地へ毎日ピストン運行をし、支援が行きとどいていない地域へ、現地福祉団体の協力のもとお届ける体制を整えたそうです。

個人が食料等を特定の家族や避難所に届けようと思っても民間の宅配便企業は受け付ける状況になく、また他方では、自治体に寄せられた物資は必ずしも効果的に配分されていないようです。先日のテレビ報道でも、各地からの支援物資が備蓄倉庫に山積みになっている映像がありました。テレビ中継ではアナウンサーが 「ここには食料が、水が、毛布が、灯油が、粉ミルクが、薬が足りない」と訴えています。テレビ局のクルーは難なくその場に到達しているのに、物資は届かな いというおかしな状況が続いているということです。

紹介されているプロジェクトは、個々人からの援助物資を実績ある団体が直接被災者に届けるというものです。

金銭的な支援も必要ですが、飢えと寒さに苦しむ人々にとって喫緊に必要なものを送る活動に参加できるとしたら、より有意義な善意となるのではないでしょうか。

なお、稚内でも流通停滞等のため店舗に並ぶ品物が少なめになっている(関東の知人に頼まれて大量に送ったという人がけっこういるらしく電池はほぼ品切れ)ため、ウチではネットショップで注文してセカンドハーベスト宛てに送ってもらいました。

  *****************************************************

2011.03.13

震災支援のための食品・物資寄付のお願い

image
セカンドハーベストジャパンでは、現在震災被災者支援のための食品・物品寄贈を受け付けています。具体的には、以下のものをお願いしたいと思っています。どうか、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

食品については、

賞味期限の切れていないもの。未開封のもの

でお願いします。
食品や物資を優先的に送るため、現在、衣類、靴、帽子や玩具は受け付けておりません。
お送りいただく場合、送料のご負担をお願いしています。着払いでの送付はご遠慮ください。
お送りいただくものの一覧表を添付ください。作業が大変楽になります。
現地での使い勝手や仕分け作業の軽減から、できるだけ同じ品物をたくさん集めていただけると非常に助かります。また、個人での寄付もありがたいですが、なるべく地域、職場、学校など団体でとりまとめて送っていただけるとなお嬉しいです。

 

海外在住の方へ

海外からは募金にてご協力いただいた方が迅速な支援につながります。募金はこちらからお願いします。http://www.2hj.org/index.php/get_involved_j/donate_money_j

 

随時集めていただきたいリストを更新しております。
最終更新日時: 3月 20日 10:48


下記の物を必要としています:

――――――――――――――――――――――――――――――-

最優先食品・物資

・ 米、缶詰、レトルト食品(賞味期限内のもの)
・ カセットガス、電池、ホッカイロ
・ 赤ちゃん用紙おむつ、粉ミルク、離乳食、高齢者用紙おむつ(未開封のもの)
・ 生理用ナプキン、トイレットペーパー、ウエットティッシュ、マスク、簡易トイレ(未開封のもの)
・ 消毒薬、絆創膏などの外用薬(未開封のもの)
・新品の下着

――――――――――――――――――――――――――――――-

食品、飲料(未開封で賞味期限内のものでお願いします):
非常食、哺乳瓶、カロリーメイト、飲料水用ポリタンク、など常温で保存できる食品すべて


衛生用品、医薬品(未使用、未開封でお願いします):
耳栓、イヤホン、アイマスク、浄水器、ティッシュペーパー、生理用品、応急セット、うがい薬、石鹸、水のいらないシャンプー、など


炊き出し用品(未使用、未開封でお願いします):
紙皿、紙コップ、プラスチックスプーン・フォーク、割り箸、サランラップ


その他:
(未使用)
タオル

(数回使用してのみできれいなもの)
スリッパ

(危険物のため持ち込みのみお受けいたします)
ガスボンベ

――――――――――――――――――――――――――――――-

皆さまのご支援・ご協力に心から感謝申し上げます!

送り先:
111-0053
東京都台東区浅草橋4−5−1水田ビル1F
セカンドハーベストジャパン事務所 
震災支援用物資係宛

電話番号:03-3838-3827

受付日時:
平日(月曜日〜金曜日)、土日祝日も可 10:00-18:00

  *****************************************************

なお、セカンドハーベストが連携している現地の団体はNPO法人「ふうどばんく東北AGAIN」とNPO法人「ワンファミリー仙台」です。

3月19日付『北海道新聞』に「山積み物資 倉庫で停滞/仙台 末端輸送に手間取る」いという記事があり、上記とは別の団体のことですが、活動が紹介されているので一部転載します。
 約2万7千人が約180ヶ所の避難所に身を寄せる仙台市。宮城野区内の大型施設に設けられた支援物資受け入れ拠点では、コメやパン、飲み水にオムツなど、食料や生活必需品の箱が山積みになり、市職員の管理で自衛隊員が搬出に忙しい。だが約10キロ離れた若林区の市立六郷中では、約400人の被災者に乾パンやパンなどわずかな食料しか届かず、17日にボランティアのNPO法人「セカンドフード」(仙台市)が用意した焼きそばの炊き出し約3千食が、瞬く間になくなった。
 宮城県石巻市で約700人が避難した石巻専修大での18日の朝食はバナナ1本。昼食はオレンジ1個と乾パン1袋だった。[…]
 六郷中で炊き出しをしたNPOの代表葛野晃一さんは「(行政は)『油(燃料)がない』と、何でも油のせいにする」と手厳しい。宮城県から「水は十分ある」と伝えられた地域が実際は不足していることが分かり、急きょ飲用水も持ち込んだ。被災現場の要望を行政は完全にはつかみ切れていない。

平時から食料の不足しがちな施設や人々に手をさしのべている団体の活躍で、隅々まで物資が行き渡るよう期待したいと思います。

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「微力」の力

ちょこっとメモ。

『一極集中報道』の対談の中での野中章弘のことば。

高遠菜穂子さんがいいことを言ったんです。大谷昭宏さんに、「一人ボランティアみたいなことをやっていて、イラクは本当に変りますか」、つまり、一人でこちょこちょやったって大したことないじゃんみたいな、ちょっと皮肉っぽく質問をされたときに、高遠菜穂子さんはちょっと考えて、「微力であることと、無力であることは違う」と言ったんです。これは、本当にそうなんです。

う〜ん、しみじみ。
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アトピーのフォーラム

大学院時代の知人から以下の案内をいただいたので、掲載します。
僕自身も乾癬にやられてますから、その意味でも縁がないわけではありません。
関心のある方は参加を検討されるなり、参照サイトで理解を深めるなりなさってみてください。

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「語り合おう!アトピー」フォーラム2006 in 豊富
を開催します。

  
日時:9月16日(土)〜9月18日(月・祝)
場所:北海道天塩郡 豊富温泉 川島旅館

主催:「アトピーフォーラム2006 in 豊富」実行委員会
   (豊富町商工観光課協力)
会費:フォーラム参加費1000円、17日昼食1000円、
   懇親会参加費1000円
お問い合わせ・申し込み: 
   Tel:048-469-4283(安藤)
   e-mail:yamanekos_eyes@yahoo.co.jp
参照サイト:http://homepage2.nifty.com/yamanekoworld/

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  痒い、眠れない、見た目も悪くなってしまうアトピー、悩んでいる方も多いと思います。そんな悩みを抱えているみんなで集まって、豊富温泉でフォーラムを開こう、ということになりました。豊富温泉とは、皆さんご存じの、皮膚病によく効くと言われている地元の温泉です。全国から多くのアトピー患者さんが訪れています。
  長引く症状に疲れ、将来に不安を感じている患者さんもいらっしゃることでしょう。お互いの経験を語り合うも良し、情報を交換するも良し、将来を通じて励まし合う仲間を得るも良し、自分たちにとって有意義な時間を過ごせれば、と思っています。また、社会生活の中で、自分たちが具体的に何に困っていること、何を改善して欲しいのか、等についても話し合ってみませんか?そういった中から、社会や医療現場にアピールできる課題ができてくるかもしれません。
  せっかく集まるのなら、単に患者だけで集まって語り合うだけではなく、医療関係者、研究者の方達のご意見も聞いてみたい、と考え、ミニシンポジウムも用意しております。講師として、豊富町の町営保養所「湯快宿」の岡部伸雄氏、札幌の小林皮膚科クリニックの小林仁先生、ふれあいセンター保健士の斉藤真由美氏、北海道衛生研究所の内野栄治先生(温泉学)の皆様をお招きしております。
  また、17日には、昼食会、および、夜には懇親会も用意しております。みんなのアトピー仲間の輪!が広がって、フォーラムの後も、お互い励まし挙げるような、そんな集いにできたら、と考えています。
  当日は、アトピーフォーラムだけではなく、同じ皮膚病仲間の「乾癬の会」の豊富温泉ツアーや、「皮膚科看護研究会」のツアーも行われています。皮膚科の先生、看護師さんもたくさんいらっしゃっていますので、情報をお知りになりたい方、また、色々と医療の問題を感じている方も、お話しをするチャンスだと思います。この機会に、是非アトピーフォーラムにご参加下さい。
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専門学校と就職

事情があって、専門学校(専修学校の専門課程)の就職状況を調べた。

平成15年度経済産業省委託調査『専門学校等における高度専門人材育成』財団法人 政策科学研究所(2004年3月)には「専門学校の高い就職率」という見出しのもとで次のように述べられている。
 大学卒業者の就職率は、かつては8 割を超えていたが、1990 年代以降は下降傾向にある。95年からは6 割台、2000 年からは5 割台に低迷している。2003 年3 月の卒業生も、前年度比1.9ポイント減の55.0%と回復の兆しは見られない。1980 年代までは大学を上回る就職率が売り物であった短期大学も、ほぼ同様の下降線をたどっている。2002 年度の調査では6 割台を回復したが、2003 年度には再び59.7%に下がった。
 一方で、専門学校卒業者の就職率は高率を保っている。大学が6 割台で推移した95 年から98 年調査にかけても8 割台を維持し、99 年以降も7 割台後半を堅持している。2002 年3 月の卒業者の就職率は、前年比1.2 ポイント減とはいえ76.7%と高い。2003 年には、0.4 ポイント増110の77.1%となった。大学と比べ、20 ポイント以上の開きがある。(p.110-111)

つまり、専門学校の就職は大学と比べてかなり好調だ。
大学・短大の成績が下がってしまったものだから、「大学や短期大学を卒業しても、就職ができないためにフリーターとなってしまう若者の増加が社会問題視されている」とまで言う。

しかしこのご時世、「専門学校なら安心だ」ってことでもないだろう。

そこで、卒業までにどのくらいの学生が挫折しているかを調べてみた。上記「就職率」は「全就職者/全卒業者」で算出されているから、卒業生が少ないほどその数字は上がる。かみさんのいた専門学校でも、かなりの学生が2年生に上がれなかったというし。
文部科学省の学校基本調査から、入学者総数と卒業者総数の変遷を見た。

 大  学:599,655人(2000年度)→ 544,894人(2003年度)
              ▲54,761人(9.13%)
 専門学校:326,682人(2002年度)→ 266,820人(2003年度)
              ▲59,862人(18.3%)

つまり、入学者のうち何らかの理由で卒業に至らない学生は専門学校の方が2倍いる。

しかしながら、全入学者に対する全就職者を計算すると、

 大  学:50%
 専門学校:60%

くらいでやはり専門学校の方がいい。
こりゃまずい。

「就職」にもいろいろある。正社員に雇用されるのはやっぱり大卒だろう。
しかし、これがよくわからない。

『AIK Reportダイジェスト』というところに見つけたのが、

 2003年春に高校を卒業し、就労している若者の31.2%がパートとして働いていることが、厚生労働省の03年上半期雇用動向調査で明らかになっ ている。[--]
 高卒以外のパート労働者の割合は、専門学校卒が5.6%、高専・短大卒が3.7%、大卒が5%となっており、高卒の割合が突出していることがわかる。

この数字だと大差ないことになる。

『平成15年度版 国民生活白書』には次の数字。
 内閣府「若年層の意識実態調査」(2003年)によると、最終学歴が高校の人のうち正社員として働いている人の割合は49.1%であるのに対し、専修学校を 卒業して正社員として働いている人の割合は55.7%を占める。

残念ながら、この調査での大卒正社員比率は見つからなかったから比べられない。

数字ではないけれど、『Value Step』には以下の記述があった。
 専門学校卒業者でフリーターというケースは、アートや音楽関係などのクリエイティブ系に多く、資格が取得できる学科では多くが正社員または派遣として定職についているのが普通です。

だそうだ。

新しい生き方基準をつくる会『フツーを生きぬく進路術』(青木書店、2005年)には、
おなじ専門学校と言っても、分野によって就職の実態は大きく異なります。たとえば、医療分野などでは関連分野へ正社員として就職する人が多いのに対し、文化・教養分野においては関連分野に正規社員として就職できる人はあまり多くありません。また、同じ学校でもコース間で就職の実態が大きく異なる場合も多々あります。(p.49)

つまり、専門学校一般ではなく分野ごとに検討しないとリアルなことはわからないということのようだ。

そういえば、看護学校受験のための塾で教えていたときによく聞いたのが、「専門学校なんでしょ? なんで受験勉強なんかするの?」とまわりから言われて困るという生徒の声。
看護専門学校は就職がかなり確実な分、受験も入学後の勉強もたいへんなのだぞ。

他方で、かつて非常勤講師組合に寄せられたある専門学校の事例では、「パソコン」を標榜する学科なのに開講後数ヶ月たっても教室にパソコンが設置されず実習抜きでの座学教育が続いたため、非常勤講師が改善を要求したらクビ、というのがあった。
この上なく、いいかげんである。

今回調べて得られた教訓は、大学・短大・専門学校のいずれであるかという種別で就職状況が決まるものではなく、どういう教育をしているかというそれぞれの学校個別の事情こそが問題なのだということのようだ。

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新型インフルエンザの恐怖

『アメリカは恐怖に踊る』を今読んでいて、その中心的な論点については改めて紹介しようと思うけれども、アメリカではリタリンの消費量が他の国々の総計の5倍にもなるという記述(p.138)を見てふと思い出したのが、タミフルのこと。

『消費者リポート』2005年12月27日号
「新型インフルエンザ騒ぎ--開いた口がふさがらないタミフル2500万人分備蓄」の
<人口2%の日本が8割のタミフルを使用>
という記述。
 世界のタミフル使用量のうち、発売されてからの累計では、日本が76.7%(2446万人分)、アメリカが20.3%(646万人分)で、毎年同じ様な比率です。世界の人口は03年で62.2億人、日本の人口はその2%(1.28億人)、アメリカは4.5%(2.8億人)に過ぎないのに、両国で97%を使っているのです。毎年900万人分を使う日本が、その上に2500万人分を備蓄するというのですから、それだけでも開いた口がふさがりません。

昨年末にインフルエンザが話題になったころ、「寝てりゃなおる」という医師がテレビに出てきたり副作用の疑いについて報道されたりもしたけれど、おおかたは「とりあえず確保しとかなくちゃね」という論調だったと思う。

ラムズフェルド国防長官が会長を務める製薬会社がタミフルの特許を持っていて大もうけという話も聞こえていたから、その意味ではうさんくさいと感じていたけれど、タミフルがそもそも日米でしか問題になっていないという構図には思い至らなかった。

「新型インフルエンザにはタミフルがなきゃ大変」という恐怖にうまくあおられたのが日本とアメリカ、ということのようだ。
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辻井喬(堤清二)講演会

11月4日に稚内総合文化センターで

「市民フォーラム・わっかない」教育講演会
『いっしょに考えませんか?子どもたちの未来のこと
  --教育基本法と文化・芸術について』
   講師:辻井喬
  (本名堤清二。詩人・小説家・セゾン文化財団理事長)

が開かれた。

■いくら有名人とはいえ大ホールなんかでやって、人が集まるのか?

■新聞折込のチラシに
「当日、文化センターの駐車場は利用できませんので、お車でのご来場はご遠慮ください」
とあったから、どういうことか電話してみた。
やはり「文化センターの駐車場は事情で使えない」という。でも「隣接する市役所の駐車場はあくまでも市役所利用者のためのものだから‥」といかにもタテマエ的な言い方だったから車で行くことにする。
それにしても、稚内で「車でくるな」とは、はて?

■当日会場近くにはパトカーや警察バスが並んでる。何で?

会場に着いたらこれらの疑問は解消した。

「第55次 合同教育研究全道集会」
<平和を守り真実をつらぬく民主教育の確立--教え子を再び戦場に送るな>

という看板が舞台にかかっている。
この講演会の実体は北教組の教研集会だったのだ。
だから人はそれなりに集まるし、妨害を防ぐために文化センターの駐車場は柵で囲って進入禁止にしてあるし、警官もいっぱいいたってわけだ。

肝心の講演の中身は、ある程度再現できるところだけを以下に。かなり不正確だと思うけれど、ご容赦。

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教育基本法を変えるという動きは財界からまず起こった。
財界が言い出すことにろくなことはない。
人心が荒廃しているから愛国心教育を、などというが国のリーダーのおこないが荒廃しているところに根本の問題がある。「愛国心をもて」などという前に愛したくなるような国にしろ、というのがまっとうな考え方ではないのか。

だが、選挙のたびに正論の声が小さくなるように感じている。
文学者の立場から言うと、文学のことばがひとびとに届かなくなっているのではないか。
本来、文学の役割とは「人間の美しい法則」を伝えることであり、それは敵を味方に変えるような力をもっているはずである。
やり方を間違えると逆に味方を敵にしかねないものだが、それは革新陣営にも往々にして見られ、そのエネルギーを内部抗争に振り向けてしまっている場合がある。

「人間の美しい法則」を見出すために必要な力の第一は、<自分の生きている領域を広げること>だ。それは相互理解によって実現される。
誰でも子どもや愛する人の才能を発見したときには大きな喜びを感じるだろう。だがそのためにはそれを発見する能力をもっていなければならない。
私たちはしばしば自ら自分の生きている領域を狭めてしまい、発見する能力をそいでしまっているのではないか。
例えば、メディアのもたらす他国や他者のイメージにとらわれたままそこで納得してしまっている。私はかつて初めてキューバを訪れたとき、イメージと現実の落差に驚き、自分がふだんいかにアメリカの報道の傘に覆われているかを思い知った。

必要な力の第二は、<タブーを乗り越えて自由になること>だ。
それは言い換えれば自分が抱えているタブーを見据えるということでもある。
ここでは「伝統」というものについて考えたい。
私自身、「伝統」と聞くと拒絶反応を示したものだった。しかし必要があって古事記や菅原道真のものを読むと、これが実に興味深い。いわば私たちは「悪用された伝統」しか知らされず、それをタブーとしてきたのだが、悪用から伝統を取り戻すことこそが必要であるように思う。

例えば「民主主義」というとアメリカから教わったものであるかのように思い込んでいるかもしれない。伝統を捨てて民主主義を学んだ、と。
しかし古事記や安藤昌益の思想など、日本の伝統としての民主主義思想というものが存在するのであって、それを発展させるという視点ももつべきだ。


ヨン様ブームに対して外国のある人が「日本の中年女性はよっぽど寂しいんですね」と言っていたけれども、それは日本の中年男性がよっぽどダメだということだろう。奥さんに見限られるつまらなさを抱えているという自らの問題がそういうブームとして表現されている。
運動している側は、そうしたブームなどを見てつい「大衆」をバカにしがちだが、そうした固定観念やタブーをなくしていくことが運動の主張に力を与えていくことになるだろう。

そうして、政治が義理人情型から劇場型に移っている今、そのことをこちらがうまく使うことが大切だ。

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もっと面白かっただろうか。
こんなものだったかもしれない。

<平和を守り真実をつらぬく民主教育の確立--教え子を再び戦場に送るな>

時宜にかなっているようでいて旧態依然たるこのスローガンの下で、<生きている領域を広げよ><タブーを乗り越えよ>と呼びかけるのは確かに警句になったかもしれない。
だが、義理でついてきて早々に寝入ってしまったかみさんは別としても、多くの聴衆にこの文学者のことばがそれほど響いたとは感じられなかった。
僕も含めて、辻井喬の作品を経験したうえで聞く、ということができなかったかからだろうか。
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アクセス ベスト5

「アクセス解析」では、どのサーチエンジンからどんな検索文字列でここにたどり着いたかを見ることができる。どのブログもそうなのだろうか。

で、内容別アクセス数のベスト5。
例えば「アメリカ 徴兵制」と「徴兵制 アメリカ」は別々に集計されているから、それらは同じものとして合算した。
( )内は、今現在 Yahoo! でその検索語を入れると上から何番目に表示されるかっていう数字。検索語によって違うけど。

1位 少年犯罪     32  (5)  → 【転載】少年犯罪は急増しているか
2位 うまく話す    25 (1)  → 大勢の前でうまくはなすコツ
3位 アメリカの徴兵制 24 (12) → 米国の見えない徴兵制
4位 子どもの遊び   20 (6)  → 昔の遊びは生き残るか
5位 民事不介入    18 (8)  → 民事不介入と児童虐待

ランク外だけど、
丸い形」(→「丸い形」--このことばは間違いなの?)で4件アクセスがあった。何を調べたくてこんな語を入れたんだろう、と不思議だよね。

いずれもたいした数ではないのだけれど、偶然に発見して立ち寄ってくれてる人がいると思うと少しうれしい。

かみさんは毎日チェックしてるし、もう少しがんばって更新しようかな。
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強姦願望の国会議員と「中高年の心の闇」

見つけたので記録しとく。

西村眞悟。衆議院議員(民主党)。1948年7月7日生まれの56歳。
反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)のメールより 
『週刊プレイボーイ』誌(1999年11月2日号)の対談において、核武装の必要性を
認める発言を行い、西村議員の私見が以下のように掲載されています(抜粋)。

1. 政治家としてのライフワークは国軍の創設ですわ。
2. 全世界への展開。「大東亜共栄圏、八紘一宇を地球に広げる」や。
3. ボクは民族主義者やけど、民族主義者でなかったら政治家の資格はないと思ってるからな。
4. 日本も核武装したほうがええかもわからんということも国会で検討せなアカンな。
5. 核とは「抑止力」なんですよ。強姦してもなんにも罰せられんのやったら、オレらみんな強姦魔になってるやん。けど、罰の抑止力があるからそうならない。
6. <集団的自衛権に反対する社民党女性議員に対して>アホですわ。・・・「お前が強姦されとってもオレは絶対に救ったらんぞ」。
7. 集団的自衛権は「強姦されてる女を男が助ける」という原理ですわ。
8. 征服とは「その国の男を排除し、征服した国の女を強姦し、自分の子供を生ませる」ということです。
9. 国防とは「我々の愛すべき大和撫子が他国の男に強姦されることを防ぐこと」

国家間の争いを強姦に例えるセンスはおいといて、きっとこの人は普段から他者の意思をないがしろにしている人なんだろうなぁ、と思ってしまう。そのことが好戦的な態度につながっているんじゃないか。

太田誠一。衆議院議員(自民党)。1945年10月30日生まれの59歳。
『阿修羅』から。(元のTBSの記事は消えている。2003年7月。)
全国私立幼稚園連合会の公開討論会が鹿児島市内のホテルで行われました。
子育ての環境に関する評論家の田原総一朗氏からの質問に太田氏はこう答えます。
 
 「最終的な使命ですよね。子孫をつくって、自分の種族というのを維持していくというのは。おそらく、みんなのDNAの中には、どうしても子どもをつくりたいというふうなものは、衝動として、、本能として、あるはずなんだから・・・」(自民党、太田誠一議員)

 さらに、太田氏はこう発言しました。
 「プロポーズすることができないから集団レイプをする?」(評論家、田原総一朗氏)
 「集団レイプをする人は、まだ元気があっていいんじゃないですかね。まだ正常に近い」(自民党、太田誠一議員)
 「レイプをするのが正常?」(評論家、田原総一朗氏)
 「そう言っちゃ怒られるけどね」(自民党、太田誠一議員)

早大生集団レイプ事件の直後なのに不穏当だという点はおいといて、この人も他者を抑圧するのが好きでたまらないらしい。

以下、『「いんちき」心理学研究所』 (2004.07.24)「中年の心の闇〜大人たちに何が起きているのか〜」より。「少年の心の闇」を問題にする以前に、おとな自身を見つめよ、という提起はまっとうだと思う。時間のある人は全文を読もう。(太字はママ)
 そういえば、少し前にとある政治家が「レイプは元気があってよろしい」と強姦クラブにお褒めの言葉を述べていましたが、実はこの人は昭和20年生まれなので、もっとも強姦件数の多かった1958年のときに、ちょうど少年犯罪統計にはいる14歳でした。ちょっと深読みすると恐ろしいですね。彼の周りには元気な人がたくさんいたと予想されます。

 強姦ほど凶悪ではありませんが、強制猥褻の発生件数は1966年の1772件が最大で、これは現在の4倍ほどの件数です。最早言うまでもありませんが、彼らも現在50代です。元気があってよろしい50代後半と、ジメジメした50代前半という世代の差が見受けられますが、どちらも50代で変態という点で共通です。ちなみに、近年、教育者による痴漢・猥褻行為が急増しているのは本当です。若い頃の痴漢者が成長して、立派な痴漢教育者になったと考えれば、昨今の教育者による痴漢や猥褻行為の急増もうなづけます。
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『優しい時間』終了

連休を利用してかみさんと富良野に行った。
特に何をしに行ったというわけではないのだけれど、
日程には「陶器体験」を組み込んだ。

土はすでにこねてあったから、ろくろ(手回し式)に乗せて
形をつくるだけの作業。
僕たち二人のためにご主人がつきっきりで教えてくれたから
その間に世間話もしたわけで、いつしかドラマの話題に。

「あれ淡々としててつまらないんだよなー」
などとのたまうものだから、
「実はこれから“森の時計”に行こうと思うんですよ」
とは言い出せず。

焼き上げて送ってくれるのはまだ先になりそうだけれども
皿らしきものは一応できたので、楽しみ。

ニングルテラスを散策して、そのちょっと先が“森の時計”。
あのカレーを食べよう、というつもりで訪れたものの、
すでに入店を待つ行列と遠巻きに眺める人たちでいっぱい。
「ミーハーが多いねぇ」
と自分たちのことを棚に上げて僕たちは退散。

ほど近くに“北時計”があって、グリーンカレーを食す。
あとから辛さがしみるけど、美味。
ドラマでいつも映っているカウンターは半地下の部分だ
ということがわかった。
僕たちが座ったのは一階入口付近で、実は昨日の最終話で
あずたちが座ったあたり。

視聴率がどれくらいだったのか知らないけれど、好きな
ドラマだった。
オフィシャルサイトをざっと見てたんだけど、
エピソードがいろいろあって面白い。

他界した父とは直接に和解したり絆を確かめることはできない。
でも僕の心の中で対話することは可能であるような気にさせて
くれたのがこのドラマだった。
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「はじめまして」

1月28日<スパム>のつづき。
『SPA!』2005年3月1日号掲載の「これが[詐欺/迷惑メール]の手口と文面だ!」にあるコラム「迷惑メールとやり取りするとどーなるの?」を転載。
「突然のメール失礼致します。初めまして。美紀といいます」
 年上の旦那と結婚し、夜の生活に不満を覚える若妻からのこんなメール。SPAMでよく見かける文面だが、転送URLも書かれていないこのメールにレスをしたらどうなるのか。Nさんは好奇心を抑えきれず、思わずレスしてみた。
「1通目、レスするとわりと辻褄が合うようなレスが来ました。曰く“できれば明日の夕方くらいに連絡を入れたいのですが”って」
 その後も同じ内容のメールが2度来たり、別に作ったアドレスから置くったらレスが同じだったりと、自動返信なのがみえみえの展開に。
「だって、“あ”とだけ書いて送信したメールに“主人に悟られているかもしれません。不安です”とか来るんですよ。こっちが不安になっちゃいますよ(笑)」(N氏)
 4回ほどのやり取りで「主人にPCをいじられているようなので、携帯からアクセスできるこのサイトでやり取りしましょう」と怪しいURLへの誘導が登場。
「もう少しやり取りを楽しめるかもと思ったんですが、意外にショボイシステムでがっくりでした。」(同)

なんだ、たいして心配しなくてよかったのか。
いやいや、もっと巧妙なのもあるかもしれない。

URLに誘導されて広告を見せられるとか「加入受付完了/金よこせ」と脅すものは無視すればいいだけだろうが、有名公式サイトをまるっきりまねて個人情報を入手しようとするものもあるそうだから、油断ならない。

「Yahoo!メールのXSSの脆弱性を利用し、HTML形式で書かれたメール内に仕込まれたJavaスクリプトで、最初に受信したYahoo!メールのURLをそのままフレーム化し、内部ページにフィッシング用のページを表示させているのだ。そのため、アドレスバーに表示されるURLは変わらないのに、表示されている画面は偽サイトという現象が生じるのだ。」

こう言われても何が行われているのか理解できないのだけれども、デザインの見かけだけではなくてアドレスバーやステイタスバーのURLは本物で、さらにリンクは本物と同じように機能し、パスワードエラーにまで正確に対応してくるというのだ。
そこにクレジットカード情報なんて入力したら、盗まれてなんかされちゃうんだろうな。

気をつけよう、ご同輩。
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