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ターゲット戦略

テリー伊藤がどうしてテレビで声高に「郵政民営化賛成!」と主張するのか、その論拠は何なのか知りたくて検索してみた。
そーしたテレビの偏った報道の中
政治&TVギョーカイの常識を民の非常識とし
一人気炎を吐く一般人(いや、演出家ですが普通の人の感覚で、という意味)
テリー伊藤氏は見ていて溜飲が下がる思い。

という『お姐が行く!』2005年8月8日の「ユーセイ Yes!」みたいなページを見ると、やっぱり彼の影響力は一定あるのだと思えるし。


『郵政民営化ってそうだったんだ通信』(pdf)

というのが見つかった。

竹中平蔵との対談形式で郵政民営化を宣伝している。
こういうのに出てギャラをもらっちゃったから義理として賛成せざるを得ないのかな。
テリー伊藤本人が独自に語っているページは今のところ見つかっていないから、それ以上はわからない。

ところがこの『通信』をめぐっては疑惑があったんだった。忘れてしまっていたが見つけた。
「竹中平蔵の「広報疑惑」を暴く」というサンデー毎日の記事(2005年7月24日号)から。(太字は引用者)
 本当だとすれば、言うこととやっていることが違うのではないか。
 そう思わせるのが、竹中郵政民営化担当相をめぐる「広報疑惑」である。
 竹中担当相は2001年に経済財政政策担当相として入閣して以来、行政の透明性や公正性の大切さを繰り返し訴えてきた。
 だが、衆院郵政民営化特別委員会で民主党が政府の内部資料を暴露して重大疑惑が浮上した。簡単に言えば、政府広報チラシの発注に竹中担当相が「口利き」したのではないか、というものだ。口利きといえば不透明な政官業の癒着の象徴だ。
 政府は郵政民営化に対する国民の関心が低いことから、昨年10月に「広報タスクフォース」を設置してPR戦略を練ることにした。
 問題のチラシはその一環として今年2月20日、全国の地方紙に折り込まれて約1500万部が配られた。「郵政民営化ってそうだったんだ通信」とのタイトルで、テレビディレクターのテリー伊藤氏が竹中担当相に質問する体裁だ。
 竹中氏がまだ経済学者だった00年、電通出身の佐藤雅彦・慶應大学教授との共著でベストセラーになった『経済ってそういうことだったのか会議』(日本経済新聞社)を思わせるタイトル。対談形式も同じだ。竹中担当相のセンスを反映したチラシだったことは間違いなさそうだ。
 このチラシの製作を請け負ったのが、有限会社「スリード」(本社・東京都江東区)という広告代理店である。だが、まず不自然なのは、同社が昨年3月に設立されたばかりで実績が少ないにもかかわらず、1億5614万円という巨額の契約が入札によらない「随意契約」だったことだ。
 会計法に基づく政令は、160万円以上の物品契約は競争入札を原則にするよう定めている。例外として、緊急性が求められる時や、独創性があって、その企業にしか発注できない場合に随意契約が認められている。
 政府はスリード社から提案された技法が独創的であり、2月初旬に配るために製作を急がねばならず緊急性があった・と国会で主張。また、スリード社の谷部貢社長を「タスクフォース」に推薦したのは、数年前に博報堂の担当者として出入りしていた谷部社長と面識のあった内閣広報官室の斎藤敦参事官と説明した。
 だが、疑惑追及の口火を切った民主党の五十嵐文彦衆院議員(ネクストキャビネット総務相)は、こう指摘する。
「チラシに使われているのは、広告業界では一般的な技法です。しかも、自民党の抗議のため、実際に配布したのは2月20日で、緊急性の論拠も崩れている。また、内部告発によれば、谷部社長を推薦したのは斎藤参事官ではなく、竹中担当相の岸博幸秘書官です

知り合いに不当な仕方で仕事をまわしたとすれば、モノは大きくないが立派な利権政治だ。

もうひとつ、同記事にあったのが、もしかしたら上の「スリード社から提案された技法が独創的」の中身にかかわるかもしれない点。
 国会で追及されているこれら契約の疑惑に加え、小泉政権の本質をあらわにするような問題も明らかになった。本誌7月10日号でも報じたが、スリード社が政府に提出した広報チラシの企画書問題である。
「ターゲット戦略」として、国民を「IQ(知能指数)軸」で分類。IQが低く「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層」に「徹底フォーカスする」という方針を示している。この層は「主婦&子供」「シルバー層」とわざわざ例示されているのだ。

この『通信』、きれいに読みやすい体裁ではあるけれども「技法が独創的」ってほどではなかろう。
とすると、独創的だったのは「ターゲット戦略」のことではなかったのかと憶測してしまう。

以前、小泉首相を支持すると表明した女子学生に理由をたずねると、「かっこいいから」という答えが返ってきて「今はそういうものなのかー」と感じ入ったことがある。
でもそれはあくまでキャラクターへの支持なのだから、必ずしも政策への支持に直結するわけではなかろう。

両者を直結させようとたくらむのが「ターゲット戦略」であり、またマスメディアによる雰囲気づくりなのだということを見極めたい。
グローバリズム/国家 | permalink | comments(0) | trackbacks(1)

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総選挙のことで一つ気になることがあります。 各種世論調査では自民党の圧勝とのこと。 郵政民営化一色です。でも、ついこの間まで、小泉首相は実績不足という論調だったですよね。それがすっかり忘れ去られているようです。 日本人が過去を水に流すことは良いことで
忘れっぽい国民性を憂う | 窪川商亊社長日記 | 2005/09/05 9:20 AM