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【転載】愛する人のために死ねますか?

『しんぶん赤旗』2005年8月30日「朝の風:ある映画の記者会見で」を転載。
<憲法9条のために>で触れた俳優の「死ねます」発言とそれへの「男らしい」というメディアの反応に関して。
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 「映画の若者たちは愛する人を、家族を、国を守るために死を覚悟して出撃しましたが、あなたは愛する人のために死ねますか?」、壇上の男優たちにこんな質問が飛んだ。戦争末期、沖縄への海上特攻で三千数百人の命とともに、南海に沈んだ戦艦大和を描く戦争映画の大作「男たちの大和<YAMATO>」(東映、監督佐藤純弥)の記者会見(十七日)でのことである。
 若手俳優はさすがに即答が出来ず、それでも「愛する人のために死ねます」と答えた。一人年配の主演俳優は力を込めて言い切った。「私はそういう状況になったら、家族、国を守るため戦争に行きます」と。私はその場にいてハッとし、「これでいいのだろうか?」と胸がふさがった。
 そのあと佐藤監督の番がまわってきた。彼はいった。「違う。家族や国を守りたかったら、戦争をしないことです。いまそのために何をすべきか、ぜひ考えてほしい」。ホッとして、救われた気がした。しかしこの日の記者会見を報じたテレビやスポーツ新聞を見て驚いた。「愛のために戦場へ行きます」という発言だけがクローズアップされ、佐藤監督の真摯な正論は一切無視されていた。ここにもう一つの日本の「いま」があった。
 映画は仕上げ中、十二月十七日公開、シナリオも読めないが、監督のこの思いがどれだけ実現できるかと、危惧しながら祈りたい気持ちだ。(反)
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