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自民圧勝?

同僚に「最近ブログ書かないんですか?」と突然言われ、「えっ、見てたんですか?」「自民が勝ちすぎて書く気がしなくなっちゃったのかな、なんて」「いえいえ、そんなんじゃないんですが‥」

というわけで、選挙直後の一週間が出張でアクセスできなかったため「書かない癖」が付いてしまっていたのでした。

で、テーマはやっぱり「自民圧勝」。

『SPA!』2005年9月27日付の鴻上尚史「ドン・キホーテのピアス:たった3分の1の得票率で“無敵な権力”は成立した」は嘆いている。(太字は引用者)
 みんな、いいのか、それでいいのか、こんな結果になって、それでいいのか、と、日曜の朝からずっと暗い気持ちになっていたのですが、毎日新聞の記事で、具体的に得票数を比べてみれば、自民党と民主党は、47%対36%で、なんのことはない5対4という割合なのに、議席数は4倍なんだ、という事実を知って、少しは立ち直ったわけです。
 日本国民の3分の2が、自民党に投票したと思い込みがちになるわけです。
 んで、「そうなのかよ。それでいのかよ。マスコミとムードで決めていいのかよ。小池百合子さんがそんなにいいのかよ」とやさぐれた気持ちになりかけていましたから、少しは復活しました。
 東京都は、特に、小選挙区の得票数は、50%対36%で、それで、議席は23対1なのですから、「うむむ、小選挙区制だなあ」と詠嘆します。
 与党と野党で比較しても、小選挙区は227議席、75%を与党は獲得していますが、比例は、100議席、55%なのです。つまりは、比例の得票比率は、55対45ということなのです。
 どこにも数字的な圧勝はないのです。もちろん、勝てば官軍ですから、こんなことをうだうだ言ってもしょうがないのですが、それでも、議席数に比例した全国の3分の2の国民が支持したわけではないということを知ることは重要だと思います。
 あちゃこちゃのブログをのぞいていたら、郵政民営化に限れば、小泉支持派が50.3%で反小泉派49.7%の得票率だと書いてありました。なおかつ、国民全体、投票に行かなかった人まで入れれば、小泉派34%。、反小泉派33.5%、ボイコット派32.5%になるそうです。つまりは、3分の1の得票率で、“無敵な権力”は成立したわけです。

「民意に従う」とか言って反対から賛成に転じた参議院議員たちは自らの意志を放り投げたわけだけれども、議席数だけで「民意」がわかるというわけでないことはご承知のはずだ。

夏休み中の筑紫哲也に代わってNews23に登場した岩井なんとかは「多事争論」も担当して小選挙区制について語った。
「小政党にとっては非常にきびしい制度だ。‥得票率にわずかな差しかないのに大差になった。これは逆の結果もあり得たということで、政権交代の現実性が明らかになった。‥民主党は本気でがんばれ。」
こんな話だったと思うが、わずかの差ならわずかの差で政権運営をすればいいのだ。わずかの差を圧倒的な差に化けさせ、しかもマイノリティを排除するような仕組み自体の是非を問わないのはなぜだろう。

岩井なんとかは、左下方向へのぼんやりした視線をずうっと動かさないまま「多事争論」を終えた。
カンペを見ていたのか? いや、うしろめたかったからだ。
僕の勝手な解釈だけれども。


「政権交代のためには小選挙区制」「二大政党制の方がかっこいいぞ」といった気分はあるのかもしれないが、現実には、自民党政治がまた続く。
<自民圧勝=圧倒的な民意という錯覚>に支えられて“無敵な権力”は「改革」を進めていくだろう。

だが、その王様は裸だ。

負け惜しみではあるけれども、民意の圧倒的な支持などは存在しないというのが現実なのだから。
グローバリズム/国家 | permalink | comments(1) | trackbacks(0)

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この記事に対するコメント

まあ、なんというか。
必死ですね、としかいいようがない……。
こういう時に、不思議なまでに自己批判をせずに、
制度なり他人なり、自分以外のものに責任を転嫁しようとするのが、
世間から白い目で見られる理由だというのに何故気がつかないかなあ。

自民が大勝してなかったら、絶対に言わなかったでしょ、こんなこと。
| 2005/10/03 9:03 PM
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