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【記録】稚内に震災がれき? その後 (5月分)

 ■北海道新聞、2012年5月2日
がれき受け入れ問題で稚内市長/市民の過半数理解が条件/セシウム濃度は道基準に
 【稚内】東日本大震災で発生したがれきの処理問題で、受け入れに前向きな姿勢の工藤広市長が北海道新聞のインタビューに答えた。放射性物質による汚染への懸念から自治体の対応は分かれているが、工藤市長は受け入れに必要な条件として「市民の過半数の理解」のほか、放射性セシウム濃度について国より厳しい道の基準の「1キロ当たり100ベクレル以下」を挙げた。一方、「どこのどんながれきを受け入れるべきなのか、何も情報がない」とも口にした。(佐藤木郎)
 インタビューは4月26日に市役所で行い、一問一答は次の通り。
 ‐‐稚内で震災がれきを受け入れてもいいと思ったきっかけは。
 「がれきの問題がひっきりなしにテレビや新聞で流れて、われわれも真剣に(受け入れを)考えたいと常々思っていた。稚内は沖合底引き網漁業の興隆期に多くの東北の漁師が出稼ぎに来た土地で、被災地と関係が深い。震災以降もいろいろな支援に関わってきた」
 ‐‐稚内に運ぶには距離があるが。
 「被災地に近い所で処理した方が経費も安いが、近くの自治体が『いいよ』と言っていないのが現状だ」
 ‐‐受け入れの表明が3月8日の議会答弁になったのはなぜか。
 「別に表明したつもりはなく、『前向きか後ろ向きかと聞かれたら、前向きですよ』と私の考え方を言った」
 ‐‐がれきの放射性セシウム濃度について、国は240〜480ベクレル以下を安全基準に、道は100ベクレル以下を基準とした。稚内で受け入れる場合の基準は。
 「『放射能はゼロじゃなきゃ安心できない』という意見もあるが、安全の基準はあっても『安心』の基準はあり得ない。安全の観点では国が科学的知見に基づいて出した数字であり、さらに厳しい道の基準を認めたい」
 ‐‐市長は「受け入れに市民の理解が絶対条件」と言うが、判断方法はどうするのか。
 「民主主義だから、6対4とか、5.5対4.5とか、過半数の人が理解したという判断が必要。市議会だけで物事を終わらせようとは思っていないし、先行する他都市を参考にしたい。(市民の)何十人か何百人かのサンプリング(による判断)をすることになるだろう。住民投票という形は考えていない」
 ‐‐仮に受け入れたら水産や酪農、観光など稚内の主産業への風評被害も懸念される。
 「『風評被害になったらどうする』という意見そのものが風評被害だと思う。騒ぐ人は必ず出るだろうが、地道に安全ですと言い続けるしかない。水産や酪農関係者の反対意見は私のところに来ていない」
 ‐‐電話やメールで反対意見は根強いが。
 「がれきで困っている被災地は、福島の一部を除き今も人が住んでいる。宮城や岩手の人は、人の住めない所に住んでいるのか。『持ってくるな』という意見は被災地を追い詰めていないだろうか
 ‐‐広域処理の速度は上がっていない。
 「われわれも市民や議会に説明したいが、具体的な情報がない。被災地の視察も考えているが、『何県のこういうがれきを』という話がないと、行っても意味がない。(情報がもらえるよう)訴えるところには訴えたい」


■日刊宗谷、2012年5月10日
がれき処理/情報提供を要請/工藤市長 道幹部と意見交換
 工藤広市長は8日、多田健一郎北海道副知事を訪問し、震災がれきの広域処理に関することで意見を交わした。工藤市長は多田副知事に対し「他の自治体の中でも、受け入れてあげたい気持ちがあるところがあるかもしれない。道がしっかり音頭をとって対応してほしい」などと要請した。
 工藤市長によると、現場(被災地)はまだ想像以上に混乱しているよう。県によって対応がさまざまで、岩手には民間レベルの視察ラッシュが続いているが、具体的ながれき処理は進んでいない。これらについて、国などから道にも確かな情報が届いていないようで、道としても現在、情報を積み上げている段階という。このため、確かな情報が入り次第、稚内市にも提供してほしいなどと要請した。
 がれき受け入れ問題が表面に出て以降、市民の間では賛否両論が渦巻いている。ただ、工藤市長は「放射能に汚染されたものを持ってくるとは言っていない。市民の安心安全が最優先。市民の合意がなければ受け入れない」などと事あるごとに説明している。市の担当者も現在は情報収集をしている段階と再三強調している。(佐々木巧)


■稚内プレス、2012年5月14日
受け入れ反対に賛同/1級建築士 小池俊明
 4月24日付けの「受入れ表明納得できず」前市議会議員佐々木政美氏の寄稿を拝読させていただきました。
 そのなかで「市長の被災地を支援したという気持ちは理解できるのですが、物事には順序があり市民生活の安定を図ることが最優先されなければならない」と書かれておりました。
 あとで私の意見を述べさせていただきますが、がれき受入れ反対の意見に関しては私も賛同します。しかし物事には順序があり産廃施設問題は二番目に持っていっていいのではないでしょうか。
 平成24年「広報わっかない」5月号のなかの3月定例会、代表・一般質問を読みましたが川崎市議が、がれき受入れに賛成の立場で意見を述べておられました。
 そのなかで「当市として出来ることを行動で示すことが日本人としての心であると思う」と書かれておりました。稚内の基幹産業、そして稚内市民の心のなかを無視してまで日本人としての心を持たなければならないのでしょうか。疑問に思います。
 私は環境汚染を含めがれき受入れには反対します。稚内の基幹産業といえば水産業、酪農業、そして観光業であります。「このがれきは放射能汚染はされておりませんから大丈夫です。放射能は基準以下の数値が出ておりますから」。そのような言葉で受け入れてよいものでしょうか。
 私はがれきの出先が問題であり、風評被害が心配です。ダンプ1台でも市内に入った場合、稚内の売り物である青い海、緑の山、そして海産物、牛乳、牛肉、野菜等に影響を及ぼすことは間違いないでしょう。
 北海道の約百数カ所の市町村ががれき受入れに反対しております。賛成なのは僅か16市町村だけだそうです。そして、そのがれきの80%は震災のあった地元で処理し残り20%を受け入れ処理してください‐とのことのようです。
 どうぞ市長さんもう一度考え直してください。
 稚内市をになう二番手にいる市議の方々にも申し上げたい。市長が誤った道を辿るなら、どうぞ修正してやってください。
 稚内市民の皆様、そして市の基幹産業に従事している皆様、時間がありません。もう少し危機感を持ってください。未来の子ども達に汚点を残すようなことだけはやめてください。お願い致します。


■北海道新聞、2012年5月23日
西胆振の視察「関心ある」/稚内市長 がれき受け入れで
 【稚内】工藤広市長は22日の記者懇談会で、東日本大震災で発生したがれきの受け入れ問題について、西胆振の自治体が岩手県を視察したことに触れ「まさに次のステップだと思う。どんな結論が出てくるのか関心を持っている」と述べた。
 国ががれえきの種類に応じて焼却処理や木材利用、不燃物処理と受け入れ先を選定する考えを示したことには「全体がいよいよ土台にのってきた」とした。その上で工藤市長は、がれき受け入れに反対を表明している声に対しては「方向性がはっきりした時に説明したい」と語った。(田口谷優子)


■日刊宗谷、2012年5月26日
市長と若者、熱っぽく語り合う/街の未来に向け/情熱ふれあいトーク おでかけミーティング 対話に手応え
 [前略]震災がれきの受け入れ問題では、女子高校生が復興の手助けのためにはすごく良いこととしたうえで「稚内は故郷なので大人になっても住み続けたい。だけど(放射線による)害があったら、このマチで子どもを産んで育てるには考えるところがある」などと切実な思いを語った。また「がれきを持ってくるのが解決策とは思わない。現地で処理する工場を造るために支援する方法もある」とも。JCメンバーの1人も「コストをかけて稚内に持ってくる必要があるのか。もっと近い市町村に働きかけていくべきでは」と自論(ママ)を展開した。これに対し同市長は「市民の安全・安心が大事。(がれきを)くださいと手をあげているわけではないので、それは理解してほしい」などと答えた。[後略]


■日刊宗谷、2012年5月26日
「宗谷ほうき」欄
 震災瓦礫の話は遅々と進まない。あちらこちらの情報を分析すると、その根っこは、政府の対応にあるようだ。▼一向に、確たるものを示さない。いわゆる情報不足。まるで、受け入れようとする地方自治体に、丸投げしているような感。地方に処理して貰わなければならない物の種類、処理の方法、責任の所在、そうした諸々のことを示さなければ手を挙げているところも動けまい。▼勿論、基準の厳格化。そして信頼度は、どの程度のものか。いま、示されている基準が確かなものか。裏を返せば、政府の云うこと、行動に全体が疑問符をつけていると云われても致し方あるまい。その疑問は、どこから生じているのか。▼あの東日本大震災から今まで。そしてこれからの対応に、政府や東京電力の行き違いや混乱を見ていれば、どれが本当なのかと目と耳を疑った記憶が強くある。瓦礫受け入れ方針を示している稚内市とて、情報不足を嘆くばかりの状態が続いている。▼「まず、市民の安全、安心」の優先を口にするばかり。だから具体的に「こうする」という説明も、まだ市民に出来ないでいる。隣接町村、あるいは市民のなかにも、賛成論者ばかりではない。それらの人たちに理解を求める術さえない。▼窓口になるべき北海道にしてからが、届かぬ情報に、いら立っているはず。地方にごたごたの責任を持たせず、迅速に対応。その上で判断をゆだねるべきでは。


■稚内プレス、2012年5月27日
「時の話題」欄』/余り迷わないで
 月に一回、工藤市長が報道各社を対象に行っている会見が先日あり、市長就任から1年経った感想を聞いてみた。市長は風力や太陽光など自然エネルギーへの取り組みをこれまで以上に積極的にしたいとし「我がマチにとって地理的特性含め大事なときにきているのでこの機を逃さずマチ作りを行っていきたい」などと述べた。
 この機というのは原発からの脱却での風力など自然エネルギーへの取り組みほか、民主党の前原政調会長とロシア一のエネルギー企業、「ガスプロム」の幹部との話で、サハリン開発のパイプライン開発のパイプライン構想に触れたことでの“機”という意味合いもあったようだが、したたかなロシアとのことであるので、慎重に見極めながら前のめりになることなく対応してほしいものだ。
 東日本大震災被災地のがれき受け入れについては、道内でも苫小牧市が受け入れを正式表明したように「全体が土俵に乗ってきたという感じを受けている。正式に受け入れ表明したわけではないが姿勢には変わりない。ただ国がもっと色々な意味でも関与してもらえばいいのだが」と述べ、市職員の被災地への派遣にも言及していた。
 いずれにしても受け入れには市民(議会)の意見を聞き慎重に対応したい‐との思いを吐露していたが、首長として難しい判断にはなるだろう。
 工藤市長は市職員時代部下らから「決断できる人」との評価があり、決断の早さは首長として頼もしい限りだと思ったものだが、今回のがれき受け入れ決断は迷っているのは見て取れる。メールなどでの受け入れ反対意見も多いようで、それこそ市長の口癖の一つ「悩ましい限り」だろうがそう焦ることもあるまい。時間をかけて慎重に最良の決断をしてほしいものだ。
 選挙で選んだときから稚内市の4年間の行く末は工藤広さんに預けているのだから、自分が良かれと確信したことを実行すればいいのである。

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