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問題な本

今朝テレビで書籍の売行き週間ランキングをやってた。八重洲ブックセンターの実績らしいけど、そこで4位として紹介されていたのが次の本。

『問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?』
大修館書店 (2004-12-10出版)
・北原 保雄【編】
単に「使ってはいけない」「この用法は間違っている」と指摘するだけではなく、どうしてそういう表現が生まれてくるのか、誤用であったとしても、その誤用が生まれてくる「誤用の論理」は何なのかを究明する。
 おビールをお持ちしました
 全然いい
 こちら〜になります
 よろしかったでしょうか
 っていうか
 すごいおいしい
 知らなさそうだ
 コーヒーのほうをお持ちしました
 やむおえない
 私って…じゃないですか〔ほか〕

「誤用の論理」っていう発想が面白そうだ。「誤用」の側にもそれなりの言い分があるということだな。

著者がインタビューに応える映像もあって、
「若者言葉だって若者の間では“正しい”わけです」
「“問題な”という言い回し自体が本来の用法ではないのですが、表題としてわざと使って、“な”という文字を首をかしげるように斜めにデザインしました」
なんてことを言っていた。

著者は1936年生まれだそうで、リストを見ると元々は古典文学研究の人みたいだな。辞典類にも携わっている。
でも堅物じゃないんだ。
そういえば金田一春彦も「漢字なんて書けなくたって読めりゃいいんだ」みたいなことをどこかで言ってた。
このへんの人は、田中克彦が標的にする“言語エリート主義者”ではないということなんだろう。

読んでみようっと。
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